素敵なマダム オシャレなマダムからのオーダーメイド
クロコダイルと言えば誰もが高級な素材だと分かる代物ですね。
大人になると憧れるラグジュアリー素材です。
言い方を変えると大人にしか似合わないオシャレな素材。
40歳近くなって来た頃に、やっとクロコダイルの世界感が分かるのでは無いでしょうか。
クロコダイルが似合うようになった自分に出会えると思います。
NANAOBAGでは仕入れに力を入れ
高額なうん百万円〜数千万円するようなクロコダイルでは無く、
「少し背伸びをすれば届くクロコダイルバッグ」をテーマに制作しています。
ラグジュアリーな素材ではありますが、普段使いのオシャレや
ちょっとハイクラスな所にお出かけする時の大事なお供になるような
「数百万円のクロコダイル」を持っている人が
「ん??何あれ?クロコダイル??どこの??」と振り返っちゃうような
クロコダイルのバッグを制作していけたらな!と思ってます^^
なので傷ありクロコダイルも積極的に取り入れ、
唐草やお花のコラージュなどで素敵に飾り、
半端ものとして省かれてしまうような個体も有効活用していけるようにしているので
結果自然にも優しくなりますね。
A品だB品だと、人間が選別しているだけで、そもそもは同じ生命なので
大事に制作していけたらと思います。
クロコダイルにも色々と種類があって
バッグや革製品で扱われているクロコダイルは
主に4種類となります。
私的な簡単な説明ですと
スモールクロコダイル(イリエワニ)
学名ポロサスと呼ばれることも多いです。もっとも高額で取引されているクロコダイルです。
腑が細かくて見た目が美しい。とくにバニラなどの目地染めは
クロコダイルのマス目が強調されて美しさが倍増し見応えがあります。
大きくなる個体も多く最長で腹の一番太いところが
120cm近いものも見たことがありますが大きくなるほど
腑のマス目も大きくなり、厚みも増し素材も固くなるので
バッグとして仕上げるなら最大60cmぐらいがオススメですね。
40cmUPぐらいから値段もお高くなりますね。
エルメスのメゾンと同じファームのクロコダイルを入手することも可能です。(お高いですけど)
こちらご参考ください↓
ナイルクロコダイル(ナイルワニ)
こちらは学名ニロティカス。ヒマラヤクロコダイルでは一番メジャーかと思います。
こちらもスモールクロコダイルと同じぐらい人気のあるクロコダイルですね。
やはりエルメスが使っているだけで人気が出ます。
こちらは南アフリカ産が主なのでNANAOBAGで取り扱うナイルクロコダイルは
欧州への輸出をメインにしているファームのナイルクロコダイルを使用しているので
発色が美しく鮮やかなものが多いです。
クロコダイルの腑の並びも四角から段々と丸腑になっていき
柔らかい印象になります。
またヒマラヤクロコダイルとして入荷するのもナイルクロコダイルが多いです。
大きさで最大60cm弱(腹の一番太い所)ぐらいでしょうか。
ナイルクロコダイル カナリアピンク オーダー作品例
ナイルクロコダイルギャルソン財布 作品例
ナイルクロコダイルオーダー作品例3
ラージクロコダイル(ニューギニアワニ)
学名はノヴァギニア
スモールクロコダイルに似ているので見分けが難しいのですが
スモールクロコダイルと比べて鱗のバランスが大きく
特に中央の四角い腑が大きいので、ラージクロコダイルという様に呼ばれるのだと思います。
メンズバッグなどにはワイルドな存在感があり、仕上がりはカッコいいのと
スモールクロコダイルよりお買い得なところも魅力です。
例えば作品例ですとこの辺になります。
腑が大きいですよね!メンズトートにも映えますね!
こちらのお財布もラージクロコダイル
クロコダイルらしいワイルドさがあるので
メンズに人気な素材でもあります。
シャムクロコダイル(シャムワニ)
主にタイで養殖されています。シャムクロコのヒマラヤもたまに入手出来ます。
シャムはあまり入荷してこないのですが
こちらがシャムクロコダイルで仕上げたバッグです。
なんとなく、中央の鱗のマス目が四角くてサイドも四角い感じですよね。
そうシャムは四角い感じなのです。もう見分けも難しい。
シャムクロコダイル 作品例1
シャムクロコダイル作品例2 こちらわかりやすいかも
シャムは胴長なので縦長トートを作ったり
一枚で裏表の胴板が取れたりと
ナイルクロコダイルとそんなに値は変わらないのですが
胴長なのでコスパが良いのも特徴です^^
今弊工房にあるクロコダイルをご紹介しますと
こんな感じでマットからシャイニングまでご用意が御座います。
こちらもお買い得に仕入れられたときに買い込んだもので
お客様にお届けしやすいお値段でクロコダイルのバッグを制作出来ます。
ほとんど各一枚しか無いのでデザインは小さめになると思いますが
一匹をまるっと使ってパッチワークを駆使した一点物もオシャレで人気です。
こちらは今制作過程のアリゲーターのバッグ
またアリゲーターとクロコダイルの違いについてもご紹介したいと思います。
アリゲーターも胴長なので使いやすいですね!
こちらはウエスト40cmUPのアリゲーター一匹で仕上げたバッグです。
オシャレな東京マダムからのオーダーで、パーティーにも和装にも使えるバッグをオーダー頂きました。
仕立てたばかりのお着物に合わせるそうで
こちらの吉兵衛という、
京都の西陣織元の何代目かの若い跡継ぎのデザインだそうです。
↑こちらが帯です
実際に見たほうが素敵なお着物だと思います。お値段も聞いたらびっくり仰天の
数百万円の一点物!!!!!
先に値段聞いてたらオーダーバッグ作るのお腹痛くなっちゃうレベル😂
お太鼓にはグラスの絵が出るので、帯を半分に折ってグラスが少し出た黒無地(ゴールドの地紋入り)を表に締めようかと。
ということで、
上手く柄とブラックでバランスが取れるように仕立てられているんですね。
モードなデザインでひと味もふた味も違いますよね。
こういう遊び心のあるオシャレってこなれていないと出来ないので
オシャレを楽しむってこういうことなんですね。(かなりのハイクラスでございますが)
ちなみに奥様
マセラティ購入したときのお写真もくださいました!!
もう凄すぎて、「少し背伸びをすれば届くクロコダイルバッグ」
どころか輪廻転生5回ぐらいしても
届かないレベルですけども、(私のバッグは背伸びで届きます😂)
NANAOBAGもオシャレの一部としていつも沢山オーダーしてくださいまして
恐縮では御座いますが、大変光栄で御座います!!
オシャレ写真を頂きましてありがとうございます!
ちなみにこちらのワインレッドのアリゲーターのバッグには
可愛いチャームを作ったら
完成になります^^
お楽しみに!