家庭でも革を縫えるミシン 革を縫いたい 革用ミシン

今日は誰かの便利になればな〜という記事を書こうかと思います。

ご家庭でミシンを使う方などは、革も縫ってみたいな〜という人も多いかと思いますが
革はなかなかハードルが高いのものですよね。

素材なども知識が無いとネットで買うのは難しいし、

半端革じゃないと牛一匹買うことになります。(牛半分の半裁がほとんどですけどね。)

そんなときは羊革などが素人でも扱いやすくて小ぶりでおすすめです。

厚さも1mmぐらいから0.8mmぐらいのものが殆どなので

革を漉く機械が無くても家庭用ミシンで縫えたりしますよ^^

 

まずは家庭でも革を縫うにはやはりミシンが必要です。

テーブルミシンでも職業用というものを買えば革は縫えますが

 

職業用ミシン ブラザーミシンヌーベル470 

↑このミシンも優秀で、3台ぐらい潰れるまで使いましたが

 

今回は

 

直線ポータブルミシン 工業用針(DB針)仕様 ワイドテーブル付 自動糸切り シンガーミシン 
SG-103DELUXS 

 

というシンガーというブランドにしました。

ユザワヤにも売ってますがお高いので楽天で2ヶ月待ちました笑

75,600円が最安値でした。

 

 

ミシンはパワーと丈夫さを優先するなら余計な機能の無い
直線ポータブルミシン 工業用針 がおすすめです。

直線用が一番パワーあり。あと余計な機能が無いほうが壊れにくい。

天板と小物ケースが入ってました。

天板はお洋服とか大物を縫う人にはおすすめだけど

レザー小物やバッグを作る際には特に必要ないので外しちゃってOK

邪魔くさい笑

小物入れの中身はこんな感じ。

 

マイナスドライバーやボビン 針まで入ってて親切ですね。

買ったその日から使えるわ。

 

 

 

で、革を縫う際、抑えの足はシリコンの白いものがおすすめで

これもしっかり入ってるのでナイスです。あ!別途注文しなくちゃ〜と思ってたものがちゃんと入ってました。

 

はじめはこのアルミ製のがついているので

これを白のシリコンに交換すると滑りが良くなります。

裏地を縫うのもこのシリコンタイプで問題ないので

シリコンに変えたらそのまんまでシリコンに慣れたほうが楽ですね。

 

 

抑えをシリコンに変更したら

次は針です。

 

針も親切に付いてましたが

 

オルガンのDB✕1が付属で入ってます。

11 14 と書いてありますがこれは針の太さ。

 

革を縫うなら14 布なら11で良いと思います。

 

布を縫うからっていちいち針を交換する必要はありません。

 

まーでも14だとちょっと細いので本当は16番ぐらいがおすすめ。(細いと折れる)

 

手芸屋さんでオルガンミシン針のDB✕1 16 ってのを買ってくると良いでしょう。

 

うちに在庫なかったかな〜と探したら昔使っていた

DP✕5というものが出てきてDBと比べると1mmぐらい針が長かったのですけど

ま〜行けるだろうということで今回はDP✕5の18番を使うことにしました。

(長さが合わないとミシンの釜が壊れるので注意してくださいね)

 

 

 

 

プロだとわざと針を1mm下に装着したりするので1mm

ぐらいは問題ないと思います。(ミシン屋に怒られたりして笑)

ミシン屋もそれぞれ言うことが違うので笑 職人さんのやりやすさが優先かな。

 

革を縫うならビニモが万能で使いやすいと思います。

 

今回は下糸を30番 上糸を20番にします。(糸の太さは数字が小さくなるほど太くなるよ笑)

 

 

下糸を巻きます。

 

 

 

なんだよ〜足踏みで巻けね〜のかよ〜〜〜。

ボタンかよ!!!ってなるわ。

普段使ってるミシンと違うところがやりにくいんだよね。

しかも半分巻いたところで糸抑えがパンって弾かれるw

素人はこの程度の巻で良いかもだけど、たくさん作る人間にはこんな巻じゃすぐに下糸が終わっちゃう。

ただでさえボビンが工業用ミシンより小さいのでここイライラポイントw

このボビンを巻く横の白い抑えを指で抑えて巻けばマックスまで巻けるのだけど

左手でこの糸巻きボタンを押さないといけないので右手で抑えと抑えてると

糸を指で抑えられず糸が巻きにくいわ!!!

ちゃんと下糸を巻く糸通しに糸を通せば良いのだけど

面倒でひっかけて自分の指で調整したい派のワタシにはやりにくい!!(普通にやればいいんだよ)

ブーブー言いながら糸巻きを終える。

いや、自分の指を使って糸にテンションかけないと下糸の巻の緩さが気に入らないねん、、、

と職人みたいなことをほざきつつ、下糸を巻いたら準備おっけー。

 

糸掛けはまー普通のミシンと同じ。順番通りに掛ければ良い。

 

それじゃあ革のポーチを作ってみよう!

 

この写真のように台形の型紙にサイドを直角にカットしたものを作ってみてね。

 

型紙のパーツを革2枚 布2枚カットするよ。

革はカッターで切れるよ。

 

 

生地は裏地になるよ。

 

今回は牛革だから折り曲げる部分とマチ部分に革漉き機で薄くしたよ。

羊革やピッグスキンのスエードなら漉き機が無くても大丈夫!

 

ヘリ返し(折り曲げる)部分に両面テープ

革用の両面テープは

マルコポーロ赤ラベル3mm でググると出てくると思う。おすすめだよ。

 

で折り曲げてローラーが無ければトンカチでトントンしてあげてね。

この革の漉き方、、、プロに怒られそうだけどwぺぺいとやったので勘弁してねw(ちゃんとやれや)

 

そしたらファスナーを付けるよ。

ここ結構ポイントで素人さんのファスナーポーチは

ファスナーのお尻がボコって上に上がっちゃってるのを良く見かけるのだけど、

これセッティングの問題なだけなので

ファスナーは前1cm 後ろ1,2mm開けるのがポイント

この0,2mmでスッキリ仕上がるよ。

多分みんな真面目に前と後ろ同じ感覚にしてんだと思う。

後ろをやや大きめに取ると良いよ。そうするとファスナーぽっこりが改善しますよ^^

 

←ここのことね

 

次の記事につづく〜〜〜

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